辺境の奇譚紀行

ちょっと変わった地域のどうでもいい情報を発信

夢のアムール越え 2日目ハバロフスク→列車

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シベリア鉄道(の橋)に遊覧船で肉薄!

アムール河の遊覧船に乗る

いよいよブラゴヴェシチェンスクに向けて出発するが、列車の時間まで余裕があるのでスーツケースをホテルに預かってもらってアムール河へ向かう。遊覧船のチケット売場がどこにあるのかわからずにさまようが、船の中で売っていた。

20人くらいは乗っているものの観光客らしき人はいなくて、グループ毎に菓子とか軽食を広げている。雰囲気としてはピクニックぽい。

シベリア鉄道の鉄橋の側まで行ってUターンして約1時間の船旅。最初はあのアムール河だ!と喜んでいたが、特に何かあるわけではないので気がついたら寝ていた。

ハバロフスクを満喫する

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距離感で分かりにくいけどかなりでかい。

まだまだ時間に余裕があるので、飛行機からも見えたスパソ・プレオブラジェンスキー教会 へ行ってみる。かなり背の高い建物なので、イコンも見応えがあった。

いつもこの様な宗教施設は勝手に入ってもいいものか悩むが、少なくともロシアにある教会の本堂?は普通に入れる。見ていたら地元の人がちょくちょくお祈りに立ち寄っており、見栄えのする観光地でもなく、手の届かない聖地でもなく、生活に根ざした信仰の場である事がよくわかる。

シベリア鉄道?に乗車

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ハバロフスクの駅。ホームへは建物の外にある階段を使った。無意味な豪華さ・・・

スーパーで夕飯のおかずを買ったら荷物をピックアップして駅へ向かう。駅で自分の乗る列車の時刻を確認するが、これがモスクワ時間なのでややこしくて仕方ない。ロシアは都市ごとに時差があるが列車はモスクワ時間で表示されるのだ。

まあ、本数が少ないので周りの人はほとんど同じ列車だろうし、人の流れに沿ってホームへ向かった。

今回は4人部屋の寝台だったので同じ部屋の人がどんなもんか不安だったが、乗ってみたら自分しかいない。他の部屋?もかなり空いているみたいだ。

列車は16:43(ハバロフスク時間)に出発するとすぐにアムール河の鉄橋を渡る。ガイドブックブック(歩き方)には「上りはトンネルを通る」と書いてあり、期待していなかったのでかなり嬉しい。

夕飯は日本から持参した焼きそば(UFO)とスーパーで買ったムール貝のマリネを食べた。各車両に給湯機がついているのでお茶も楽しむ。

途中で1人乗ってきたが時間も遅いので挨拶だけして就寝。

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シベリア鉄道!と思ったがこんな風景で結構単調だった。

情報は2013年6月のものです。