辺境の奇譚紀行

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張家界⇄鳳凰バス情報

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豪華バスの旅!

タイムスケジュール

情報は2017年10月のものです。

09:30張家界バスターミナル

張家界も鳳凰も小さい街だが、どちらも著名な観光地なせいかバス本数は多い。7時過ぎに当日のチケットを買いに行ったら8時半の便は売切れだったが、9時半ならあるというので購入。

すぐ側のホテルに泊まっていたので部屋でゴロゴロして15分前くらいに着いたら、55人乗りの巨大バスはほぼ埋まっていた。

チケットを見ながら自分の席を探すと1番後ろの席の真ん中しか空いていない。周りの番号からするとたぶん窓側だけど、もう他の人が座っているのでそのまま空いているところに座った。足元は広いし見通しは抜群だけど(通路だけなら)、事故ったら真っ先に前まですっ飛ぶ危険な席だ。

バスは時間通りに出発すると張家界の街を出てデコボコ道を突き進む。1番後ろの席という事もあって、たまに体が浮き上がるほどの揺れもあるが、高速に乗ってからは快適なドライブとなる。

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正直言って景色はさほど絶景というわけではない。帰りは1番前の席だったので興奮したが結局寝た。

窓の汚さが反映された写真。

11:30保靖サービスエリア

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行きも帰りも保靖で休憩。

張家界を出てからちょうど2時間で休憩。乗った時に「2時間後に休憩」と言ってたけど、本当に2時間で着いた。

いつも変な時間で昼休憩になる東チベットとは違う!と思っていたけど、トイレ休憩だけなので10分で出発。高速道路らしく建物も立派でトイレも綺麗(しかも無料!)という、最高のトイレ休憩だった。

バスガイドワンマンライブ

保靖を出たら鳳凰まではあと1時間半ほどで着くとの事で、一眠りすればあっという間かな、と思っていた時にそれは始まった。

今まで助手席にいた、助手というかガイドのお姉さんがマイク片手に鳳凰の説明を始めたのだ。さすが、観光地行きのバスである。

街の特徴、バスターミナルから旧市街への行き方、見どころ、名物料理などを説明と言うか、結構なスピードでまくし立てる。途中までは頑張って聞いていたが、集中力も切れるし、よくわからない部分も多いので一眠りしようとするが、うるさくて寝るどころじゃない。

よくもそんなにノンストップでしゃべれると感心しつつ、淀みなく喋り続ける事およそ1時間。やっと静かになったと思いきや湖南省特産らしい珍味の個装パックを配り始めた。

これはあれだ!昔、近距離の列車で見た事がある車内実演?販売の試食版だ。

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最後尾のお誕生席だったので無駄によく見える。

ガイドのお姉さんは「街で買うより特別価格で安いから!」とか言うも、これから観光するのに邪魔だろうにまさかのバカ売れ大人気。

なんだか昭和っぽいな〜、なんて見ていたがほとんどの人がwechatで支払っていて、変なところで最先端である。

13:00鳳凰バスターミナル到着

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バスターミナルの入口。到着は写真左側の山の上となる。

特産品のたたき売りが終わるとそこは鳳凰だった。

最初から3時間半で着くと言われていたが、本当に時間通り3時間半で着いた。なお、この路線はほぼ高速を通るせいもあるが、観光客しか乗っていなくて途中で客を拾ったり降ろしたりしない 。

鳳凰→張家界ダイジェスト

行きは当日の朝でチケットは買えたけれど、満員だったし番号的に残り3人くらいだったので、バスを降りてそのまま帰り(翌日)の切符を購入しに行った。観光に余裕をもって翌日15:30の便を購入したら「1番」で前面の特等席だった。そんなに絶景の路線ではないが、やっぱり嬉しいので早めに買うのをおすすめする。

15:40鳳凰バスターミナル発

同じ「15:30発」の銅仁空港行きは15時に乗車開始しているのにいつまでも呼び出しがかからなかったので15分あたりから周りの人もザワザワし始める。待合室はさほど広くないので乗りそびれる事はないが、不安だったらその辺の人に切符を見せて確認してみよう。

この時に初めてわかったが、15:30の便は鳳凰→張家界→武陵源行きだった。バスの行き先は張家界の表示しか出していなかったので武陵源まで行く予定だったら不安になるところだ。

結局10分遅れでバスが来てそのまま出発した。

17:00保靖サービスエリア

10分遅れを取り戻してトイレ休憩。

特産品たたき売り

まさかの復路も始まった特産品販売。張家界のみどころ案内から始まって、試食配布、販売の流れは行きと同様。武陵源へ行くのにそれこそみやげは邪魔じゃないかと思うがやっぱり盛況。

販売品目も値段も行きと同じだった。

19:00張家界着

武陵源行きだったので行きに乗車したバスターミナルより1本街寄りの道路で下車。

1/3くらいの人が降りた。差額を払えば武陵源まで乗っていけるとのこと。

ちなみに帰りは天気が良くて張家界市街に入る直前に天門山が見えた。